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八島ノート

191228*年末は・・忠臣蔵で総決算!

 

 

 

年末映画と言えば・・・私の世代は『忠臣蔵』でした。

でも、最近の世代は『忠臣蔵』を知りませんね・・・・・涙

 

 

 

 

 

 

 

 

人形浄瑠璃歌舞伎の題材にもなり、

昭和の大歌手〜三波春夫の浪曲の名調子にも謳われた・・・忠臣蔵ですが、

 

ああ時に元禄十五年十二月十四日・・・
ああ江戸の夜風をふるわせて・・・響くは山鹿流儀の陣太鼓
ああしかも一打ち二打ち三流れ・・・

知らないんですよね、平成世代は・・・

 

 

⬆︎ 人形浄瑠璃『仮名手本  忠臣蔵』

 

⬆︎ 歌舞伎 『仮名手本  忠臣蔵』

 

⬆︎ 三波春夫 『元禄名槍譜  俵星玄蕃』の熱唱

 

 

 

 

ところが今年、この『忠臣蔵』が凄い発想でリニューアルされたんです!

そのタイトルたるや、『決算!忠臣蔵

 

 

 

 

びっくりしたなぁ、もう・・・

あの仇討ちドラマの収支報告が映画になるなんて・・・

 

ええ原作:山本博文➡︎東京大学教授

ええ脚本・監督:中村義洋

ええ出演:堤真一、岡村隆史、妻夫木聡、竹内結子、石原さとみ、西村まさ彦、阿部サダヲ 他

 

大石内蔵助が残した決算書を元に、赤穂浪士の吉良邸討ち入りをお金の面から描いた

山本博文の『<忠臣蔵>の決算書』を映画化。

 

元禄14年。

お家再興の望みを絶たれた赤穂藩筆頭家老〜大石内蔵助は、吉良邸討ち入りを計画。

だが、その予算には上限があり・・・・・

その上限は現代価格にして9500万円

 

討ち入るのか、討ち入らないのか!?

迷っているうちに、時は元禄15年。

予算はどんどん減っていく。

とはいえ、仇討ち中止は到底許されそうもない世間の空気・・・

どうする大石内蔵助!?

予算の都合で、チャンスは一回。

果たして彼らは予算内で一大プロジェクト<仇討ち>を無事に決算することができるのか・・?

 

 

と、まあ、シリアスなはずの時代劇が

コストコントロールに悩まされながらのプロジェクト遂行へ!

新発想の局面から描かれたコミカルな『忠臣蔵』が実に良い出来でありました。

 

 

 

それにしても厳しいコストコントロール・・・なんか、設計のお仕事にも繋がる空気があったりして

妙に共感を覚える映画でした・・・笑笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🎵  🎵  🎵  TODAY’S  MUSIC  🎵  🎵  🎵

 

 

 

今日は『忠臣蔵』の話題でしたので

やはりこれに因んだ曲を紹介しましょう。

 

本文にも登場した三波春夫さんの『元禄名槍譜  俵星玄蕃』という曲です。

これ、たぶん高齢者限定の選曲です・・・・・・笑

 

 

 

 

俵星玄蕃は実在の人物ではなく、講談忠臣蔵』に登場する創作上の人物です。

しかも、赤穂浪士ではありません。

宝蔵院流の槍の名人で、四十七士の一人である杉野十兵次に槍の奥義を授けたという人物設定です。

 

赤穂浪士の討ち入りを知った玄蕃は、その陣中ヘ助太刀に駆けつけますが・・・

大将の大石内蔵之助に丁重に断られ・・・

やむなく吉良邸の外に出て、吉良方の助っ人を阻止するため

朝まで橋のたもとに陣取り、四十七士を守ったというストーリーです。

 

 

三波春夫さんは、昭和40年代から長く活躍した大歌手です。

1970年の<大阪万博>の公式テーマソングを歌って一躍ビッグになったと記憶しています。

 

⬆︎  画像をクリックすると大阪万博のテーマソングが聴けます。

 

三波さん、実はこの6年前に開催された<東京オリンピック>でも歌ってます。

NHK制定となってますから、準テーマソング的扱いですよね。

これも大ヒットしましたよ・・・そう言えば・・・

 

⬆︎  画像をクリックすると「東京五輪音頭」が聴けます。

 

今で言えば、2020東京オリンピックと2025大阪万博のテーマソングをダブルで歌うという

とんでもないビッグスターですよね!

 

 

 

前置きがずいぶん長くなりました。

今日の本題です。

 

三波春夫さんの名調子「元禄名槍譜  俵星玄蕃」をお聴きください。

ジャンル的には<長編歌謡浪曲>だそうです・・・今はもうそんなジャンル、ないですけどね。

9分超の大熱演です。⬇︎  画像をクリックしてください。

 

元禄名槍譜  俵星玄蕃/三波春夫 (テイチク)

作詞:三波春夫/作曲:長津義司 1964年発売

 

調子が<浪曲>となるくだりの歌詞を載せておきます。

読みながら聴くと意味が良くわかりますので・・・笑

 

時に元禄十五年十二月十四日・・・

江戸の夜風をふるわせて 響くは山鹿流儀の陣太鼓 

しかも一打ち 二打ち 三流れ

思わずハッと立ち上がり 耳を澄ませて太鼓を数え

おう、正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ!

助太刀するは此の時ぞ

もしやその中に ひるま別れたあのそば屋が 居りはせぬか

名前はなんと今一度 逢うて別れが告げたいものと

けいこ襦袢に身を固めて

段小倉の袴 股立ち高く取り上げし

白綾たたんで後ろ鉢巻 眼のつる如く

なげしにかかるは先祖伝来 俵弾正鍛えたる 九尺の手槍を右の手に

切戸を開けて ひと足表に踏み出せば

天は幽暗 地は凱々たる白雪を 蹴立ててぇ〜 行手は松阪町ぉ〜

 

吉良の屋敷に来てみれば

今 討ち入りは真最中・・・

総大将の内蔵之助 見つけて駆け寄る俵星が

天下無双のこの槍で お助太刀をば致そうぞ

云われた時に大石は 

深き御恩はこの通り 厚く御礼を申します 

されども此処は此のままに 槍を納めて 御引上げ下さるならば有り難し

 

かかる折りしも 一人の浪士が雪をけたてて

サァク サァク サク サク サク サク サクぅ

先生!

おうッ そば屋か!

いや いや いや いや 襟に書かれた名前こそ

まことは杉野の十兵次殿 

わしが教えたあの極意 

命惜しむな 名をこそ惜しめ 立派な働き祈りますぞよ

 

さらばさらばと右左 

赤穂浪士に邪魔する奴は 何人たりとも通さんぞ 

橋のたもとで 石突き突いて 槍のぉ〜 玄蕃は〜 仁王立ちぃ〜

 

 

くぅ〜 堪らん! ですね。

ジャズ以外に、意外に、こんなのも聴きます・・・笑笑

 

 

 

 

 

 

 

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