社長ブログ

 

 

 

 

またまた、ヨーロッパ旅行の報告です。今日は第3弾です。

 

 

ロンドンに7日間滞在したあと、セント・パンクラス駅から欧州縦断新幹線ユーロスター

パリ北駅へと向かいました。都合、2時間15分の列車旅です。

 

セント・パンクラス駅では、列車に乗り込む前にパスポートコントロールがあるので

そこでちょっと時間がかかりますが、パリでは列車からそのまま市内に飛び出せます!

 

でも、この1週間後に控えるブレグジットの後は、多少システムが変わるかもしれませんね。

 

⬆︎ ユーロスターのプレミアム車両。客も少なくちょっとゆったりめです。

 

 


⬆︎ パリ北駅のホームと新幹線ユーロスターです。

 

 

 

パリの主だった観光地はもう、皆さんも結構詳しいと思いますので、

今日はそれほど有名ではない訪問先をレポートします。

 

 

2日目に行ったギャラリー<ジャックマール=アンドレ美術館>は

銀行一族の子息夫妻で、19世紀のパリで一番の金満家と言われた

エドゥアール・アンドレとその妻で画家のネリー・ジャックマールが建てた大邸宅です。

 

 

この邸宅の建造は1869年。ナポレオン3世の時代。

ナポレオンの命を受けて、ジョルジュ・オースマンが<パリの大改造>を行った時代です。

 

エトワール凱旋門から放射状に伸びるアヴェニューと呼ばれる12本の大通りを作り、中世以来の複雑な路地を整理した。解体されたパリの路地裏面積は市域の3/7に上った。交通網を整えたことで、パリ市内の物流機能が大幅に改善された。反政府勢力を助ける複雑な路地が大方なくなり反乱が起こりにくくなった。貧民層が集まっていたシテ島が清潔なエリアとなった。

 

また、上下水道を施設し、学校や病院などの公共施設などの拡充を図った。これで衛生面が大幅に改善され、コレラの発生を抑えることになった。

 

パリ改造では市街地がシンメトリーで統一的な都市景観になるように様々な手法を取った(建造物の高さを定めて軒高を連続させる、屋根の形態や外壁の石材を指定するetc.)。また、建築家を登用してルーヴル宮やオペラ座を建設、大通りの街灯増やす・・・・・パリ万国博覧会を訪れた日本人もその風景を称えた。

 

 


⬆︎ オースマンのパリ改造計画図。ウェブからの画像です。

 

 

ジャックマール=アンドレ美術館は、コレクションされた絵画もさることながら、

絢爛豪華な室内の意匠がまた見どころとなっています!

 

 

⬆︎ 玄関の真正面に位置する大ホール。

 

 ⬆︎ 音楽の間。2階ギャラリーに楽隊が控えていたとか。

 

⬆︎ このお屋敷一番の見せ場だったガラス屋根の温室。

 

 

ここはランチタイムが人気で。

この日もあっという間に満席になっていました。

 

 

 

 

 

あとひとつ、レストランをご紹介したいのですが

長くなるので、また次回!

 

 

 

 

 

🎵  🎵  🎵  TODAY’S  MUSIC  🎵  🎵  🎵

 

 

 

私のご贔屓のジャズバイオリン奏者寺井尚子さんが演奏する<パリの空の下>。

 

この曲は有名なシャンソンで、フランス映画『パリの空の下セーヌは流れる』の挿入歌です。

映画は1952年公開、曲はユベール・ジロの作曲です。

 

 

 

 

では、さっそく聴いてください。

ウェブに、パリの素敵な映像が流れるYouTubeがありましたので、それをアップします。

 

DREAMDANCING/寺井尚子 (Sometin’else/東芝EMI)

寺井尚子(vln), 北島直樹(p), 細野義彦(g), 成重幸紀(b), 中沢剛(ds)  2004年録音

 

1. Minor Swing

2. Habanera

3. Under Paris Skies

4. Broken Blossoms

5. Those Happy Sundays

6. Golden Earrings

7. When Love Is Shinning

8. Mood Indigo

9. Dreamdancing

10. My Way

11. When You Wish Upon A Star

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回に続き、ロンドン旅行のお話しです。

 

 

ロンドンには国立の博物館や美術館がいくつもありますが・・・

ナショナルギャラリー大英博物館はその双璧でしょう。

 

ナショナルギャラリーはヨーロッパの絵画を、大英博物館は世界中の遺産を展示しています。

共通点は、どちらも入場無料! どちらも撮影自由! という点です。

凄い!

 

⬆︎ ナショナルギャラリー

 

⬆︎ 大英博物館

 

 

1月末です。

お天気は、どちらもイギリスらしい、典型的な曇天でした・・・笑

 

 

今回、カメラはスマホだけ持っていったんですが、最新型のアイフォンは凄いですね。

建築を写すなら、デジカメや広角レンズはもう不要。このスマホひとつで十分です。

旅には、もう絶対的な必需品です!

 

注)docomoの回し者では決してありません・・・笑

 

⬆︎ 三つ目の iPhone11 pro max。これはウェブ画像です。

 

 

 

 

🔵ナショナルギャラリーのフロアマップです。

 

図面の中央部の下側 (赤の矢印) が入り口で、こちらがトラファルガー広場に面する正面です。

 

 

 

⬆︎ トラファルガー広場。この広角撮影はiPhone11の威力です!

 

 

 

ナショナルギャラリーには、中世〜ルネッサンス〜近代の絵画が惜しげもなく展示されています。

 

入場無料で、写真も自由に撮れるし、この日は夜8時過ぎまで開いてるし、

美術館好きにとっては、願ったり叶ったりの施設でした!

 

 

 

 

内部はこんなインテリアです。

 

 

 

絵はこんな感じで掛けられています。

もう、圧倒的な迫力でした!

 

 

 

 

 

 

 

🔵続いて、大英博物館のフロアマップです。建築好きの人はご興味があるかと・・・

 

館内に入ってすぐに現れる大空間はこんな風に作られています。

天井はガラスを通した自然光で、冬の夕方には真っ暗になります。

こんな写真がスマホで撮れるなんて・・・・凄い時代になりました!

 

⬆︎ 入場するといきなり現れるグレートコート。設計はノーマン・フォスターです。

 

そして世界中から過去の文明の遺産が果てしなく集められていました。

 

 

 

 

 

やはり、一度は世界を制覇した国ですねえ。

800万点が収蔵され、15万点が展示されているという館内のギャラリーは

留まることを知らず、果てしなく続いていました。

 

そして、ブレグジットの1週間前のロンドンでしたが・・・

極東からの観光客には何の違和感も感じさせない、優雅な古都ではありました。

 

 

 

 

 

 

🎵  🎵  🎵  TODAY’S  MUSIC   🎵  🎵  🎵

 

 

 

前回ご紹介したジャズヴォーカリストのメル・トーメは、

1940年代から99年に亡くなるまで、50年以上、第一線で活躍したビッグアーティストです。

 

⬆︎ Mel Tormé。                      ロシア系ユダヤ人だそうです。

 

 

 

クールなジャズアルバムがたくさんあるメル・トーメですが、

1960年代からは、ポップスにも挑戦してスマッシュヒットも生まれました。

 

そんなヒット曲から、本日は Comin’ Home Baby を紹介します。

もともとはインストルメンタル曲として、ジャズベーシストのベン・タッカー が作曲し、

やはりジャズヴォーカリストのボブ・ドロー が詞を書きました。

 

トーメは1962年にこれをカバーして、見事にビッグヒットを放っています。

 

 

 

COMIN’ HOME BABY !/Mel Tormé (Atlantic)

Mel Tormé(vo), Claus Ogerman(arr, cond)&Orch/Shorty Rogers(flh, arr, cond), Joe Burnett(tp), Milt Bernhart(tb), John Kitzmiller(tu), Bob Cooper(woodwinds), Bud Shank(woodwinds), Emil Richards(vib), Mike Wofford(p), Joe Mondragon(b), Larry Bunker(ds)   1962年録音

 

02. Dat Dere
03. The Lady’s In Love With You
04. Hi-Fly
05. Puttin’ On The Ritz
06. Walkin’
07. Moanin’
08. Sing You Sinners
09. Whisper Not
10. On Green Dolphin Street
11. Sidney’s Soliloquy

12. Right Now

 

 

 

 

 

 

 

 

    

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